古川本舗の解散ライブアルバム「.CALLC.」がプレミア価格になっていた

本棚の断捨離をしていたところ、あるCDが購入時よりもずいぶんと値上がりして、定価を余裕で超えていたことに驚きました。

音楽は配信サービスを利用するこのご時世、わざわざ所有していたCDはサブスク配信されていない楽曲です。

こういった経験は初めてなので、売ってしまったのが少しもったいない気分です。

古川本舗について

VOCALOIDシーンでは珍しいバンドサウンドや電子音を駆使して、数々のアーティストをボーカルに迎えたクリエイター。哀愁のある世界観が独特のポストロック的アーティストです。

2009年活動開始、2011年に音楽レーベルBalloomを共同で立ち上げました。この時のメンバーには米津玄師も含まれています。

アルバム4作、楽曲提供、レコーディングメンバーを中心にしたライブなど精力的に活動していました。

2015年に活動終了。6年ぶりとなる2021年に新事務所兼レーベルDONAI parisを設立して現在活動を再開しています。

ライブアルバム「.CALLC.」

2015年9月20日に新宿FACEで行われたフルアコースティックでの最後のライブを収録したCDです。同時にライブ映像のDVD「.CALLD.」も出されています。

ディスクは3枚組でアルバム2枚と、ファッションブランド”FRAPBOIS(フラボア)”とのコラボの為に書き下ろした楽曲「world borderline」を収録したCDを同梱。

ライブ音源ならではの臨場感や一体感、レコーディング音源とは異なるポップ調アレンジなどこのCDならではの魅力がたくさん詰まっていました。

まさに最後のCDにふさわしい古川本舗の集大成といえる作品でした。

.CALLC.を再現したプレイリストを作成しました。

実際のライブアルバムとは異なる音源ですが、楽曲リストとしては同一のものをまとめてみました。

定価の倍以上の値段になっていた

このライブアルバムの存在を知ったのが、偶然Youtubeでトレーラー映像を見たのがきっかけでした。ライブ音源ならではの雰囲気や迫力に動画で圧倒されました。

このライブCDを探したところ、Amazonで中古のレンタル落ちを見つけたんですね。注文履歴を確認したら2,149円で購入していました。

データをパソコンに移したので、私はメルカリで4,000円で売ってしまいましたが、現在はAmazonで6,800円から。楽天では1万円前後の出品ばかりです。

Youtubeで公開されているトレーラー映像

CDを手放したのはちょっと惜しいことしたかなとも思いますが、必要なのは音楽を聴くことなので、この素晴らしいCDがまた別の求めている人の手に渡るのであれば良いことです。

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